オープニングパーティにお出掛け下さい。

 いよいよ京都左司馬での展覧会が迫ってきた。10月22日の土曜日にはオープニングパーティをしましょう。午後4時頃から6時迄の間に、私の手作りのピクルスと、有名な葉山コロッケを準備します。それにひじきご飯のおにぎりを画廊主ヒデコさんが作ってくださるとのことで楽しみです。卵焼きも作ろうかと思いつきました。厚焼き卵。どうぞお友達を伴われてお出掛け下さい。展覧会は小品を含めて67〜8点準備しております。お選びいただけますように沢山用意いたしました。期間中は休み無しです。お待ちしております。

Ipad get

凄いことがおこった。な何と私にipad最新版がきた。Mr.Fujiwaraがもたらしたプレゼントであってビックリ嬉しい! です。早速ブログですね。京都に持って行きましょう。最新だからビデオもOK。ジョブズ氏へのお布施ということで買ったのだそうです。ジョブズ氏の死は衝撃的ニュースでした。56歳という若さでの閉幕。20年前からアップルを使ってきたというMr.Fujiwaraは極極小さなipadを使用している。ありがとうありがとうありがとう。

M A R B L Oさんからの手紙

 以前はスペインに住んでいたMARBLOさんから久しぶりにお手紙がきた。2008年に生まれ故郷のDIJONの北の方に引っ越したとある。写真も同封されていて、邸宅はシャトーであることがわかる。自分の作品類、絵画、セラミック、ブロンズを画廊に展示してあって、いわゆるシャトー美術館。MARBLOさんは馬が得意。可愛らしく綺麗で、気の利いたうまい! 馬。スイスのジュネーブであったアートフェアーで出会った。隣のブースだったので意気投合して片言ばかりのやりとり。スペイン人かとばかり思っていたら、フランスの人。フランス語は訳せるか?
といって大文字ばかりのお手紙はスペイン語のときと同じく何時もの通り。昨夜一晩かかって訳した。私の情報を知らせてってある。また「画家AMBILLE」は2009年に死んだよ、とある。交流があったのかしら。AMBILLEさんが亡くなってフランスが遠のいたと思っていたら、MARBLOさんが戻ってきた。変わりにスペインが遠のいたが。今日はこれから京都で食べていただくピクルスを作る予定。京都での展覧会のご案内DMの発送がほぼ済んだので、いよいよ準備にかかるが、今夜はフランス語の辞書をひきひき間違いだらけのお手紙を書こう。メールのアドレスもあるけれど手書きのお手紙にはやはり手書きで。今回は版画の小品は同封されていなかった。3枚いただいてその都度、金城ミュージアムがいよいよ充実した、といってお礼の手紙に我が家の壁の写真を同封した。一度MARBLOさんのシャトー美術館に行きたいものだ。

アンビューユ無く 馬郡氏逝き ひとつ時代が終わる 忘れじの道

私の作品を二つご紹介します。

カブトムシ 5号サイズ
Little devil
カブトムシ 5号サイズ
キリン 4号サイズ
savanna
キリン 4号サイズ

新米届く

 宮城県の北部に住む弟夫婦と彼らの3男坊がつくる米が今年も届いた。放射能汚染があってもなんのその、といった気分だったが、幸いにも放射性物質は検出されなかったということで、まずはめでたい。福島県で農業に従事している友人は野菜を作っているが、心配だがとにかく作るしかない、と言っている。白菜とブロッコリー。
出来たら送ってくれるそう。子どももいない我が家は食べることにしている。

9月はじめにパキスタンから帰国して我が家の客人になっているMr.Fujiwaraは、30日〜10月8日までの予定で台湾そしてタイランドに旅行中。台湾の故宮博物院で見たい物があるそうな。11月の末にはエジンバラに旅立つ。今度は1年から2年の勉強とこれまでの仕事のまとめ、レポート作成にあたりたいそう。大学院でもっと英語を修めないとならない、といっている。
 
 8日の帰りは遅くなりそうなエアーだから、新米は9日にご馳走しましょう。そろそろ米びつの米が少なくなってきていました。絶妙のタイミングで送ってくれた弟に
感謝。
 新米が届くこの年 放射能も 影響なくて 嬉しさ計れず

富士山

浅間大社から見た不尽の山
9月18日日曜日朝
浅間大社から見た不尽の山

旅の空つづき

イチロ|を応援 朝にカレ|食す
我らが安堵 祈りつつゐて



描けずゐる 3 ・11半年を過ぎて描けずに
出でこし旅路




え ・じ ゃないか 富士山七つ桃色に
染めてシ ャボンの向こうにあるの
  


18日の日曜日朝。快晴のもと富士山が大きく美しく
なんだか富士山を描く気になってありがたかったです。

旅の空

3月11日の大災害の日から絵が描けません。
筆も持つ気にはなれず、絵の具も風邪を引きそうですが
チ ュウブを持とうという気が起こりません。で、旅にでました。
釣り舟のひとつ浮くみゆ根府川の
海のおもては 細波ひかり



朝まだき湧玉池に水くみて描かむ力
賜らむとす




富士宮 木花咲久夜昆売命  |このはなさくやひめ|
在はす 美術の神の御前にゐる




友が来て夕餉愉しむ富士山の
広き裾野に 笑声たてて

富士宮市第9回まちなかアートギャラリー 終了

 猛暑の日があったり、はたまた台風の影響があったりとお天気には多少出足が影響されたが、ギャラリーカトウさんでのまちなかアートギャラリーの展示が終了。愉しい6日間でした。200名さまのサインがありましたので、書かなかった入廊者さんを大体30名〜50名として、大盛況でしょうか。岡崎から来て下さったアーティストの先輩、静岡市のかたもおられ、富士市、沼津市のかたも。さて、浅間大社は、このはなさくやひめのみこと(木花佐久夜昆売命)が主祭神。美術の神様。昨年の7月、第8回まちなかアートギャラリーの際に同じ店舗インテリア加藤・ギャラリーカトウの飾り付けの前にお参りをした際には気付かなかったというおそまつ。水の神様という地元の方の言をそのまま受けて湧水池、湧玉池(わくたまいけ)になるほどといった調子。で、8月に岐阜県上宝村、今は奥飛騨温泉郷に一泊した夜、仮装をしたりして参加者で愉しんだものだが、私は、木花佐久夜昆売命と言って、日頃はかない長いスカートを着用したり、頭にかぶり物をしてアッピールした。さて今年。浅間大社さんの大看板をあらためて読みますと、な、なんと、主祭神ではありませんか。畏れ多いことでした。というわけで、3日間朝参りをいたしました。画廊は浅間大社さんの斜め左手前にあって、椅子にかけると、美術の神さまにお尻を向けることになる。お赦しを勝手に戴いて画廊に詰めておりました。私のちょっと抽象がかった絵が解らないと仰る方、すごい!、色が綺麗、いいわねー、この赤はどういう意味? などなど“つぶやきが”聞かれて面白かったです。最終日の最後の最後、15分で終了というときになって“この絵は売っているのですか?”と言いつつ入ってこられた方がいらして、多くの方が展示作品を買えるとは思っていなかったことに気付きました。次回は大きな字でそのことを“ご購入希望のかたはお申し付け下さい”と イリグチフキン に掲げましょう。芳名帳のわきに価格表があるのですが、ね。木花佐久夜昆売命さまは商売の神ではありませんので、、、。

展示風景
展示風景

秋来たり

木星を教わる
白光は木星としる 東 ひんがし の美空を占めて
晩夏織り成す


秋来たり 白露 重陽 十三夜
窓の辺たかく 鉦叩鳴く


七節が天井にゐる
二センチのかぼそき身体うごかさずゐる
鉦叩きがあまりにも近くで鳴くので
夫が台所にいるという。いたら大変。布類を
食べられる。こおろぎしかりと思いきや、3日後あたりに
こおろぎが家の中に。思わずゴミ箱で蓋をするように
余所に行かれないようにした。大きなこおろぎでした。
洋服を食べられるから、飼いはしません。