思わぬ通信・通心

思わぬ通信・通心

 18日の小雨のなか、一通のA4の封書が届く。雨に濡れないように気を配った風で配達のひとの親切な心が伺われる。
 山田町立大浦小学校とある。急ぎ開封。校報「おおうら」3部。児童会長6年 山崎寛奈さんからのお礼のおたより。そして校長 中村登志江先生からのご報告とお礼に加え、今後の取り組みの決意がしたためられたお手紙であった。
 9月9日の日曜日に大浦仮設住宅に知人の川端弘行、京子夫妻をお訪ねした。3.11の大地震と大津波によって仮設暮らしを余儀なくされておられる。先のブログにあるように、
東日本慰問の旅でわずかな慰問品をお届けした。その慰問品の配り方にご配慮をくださった川端夫妻から「お菓子」は個包装されていたので、校長先生にお話しして、小学校にお届けした旨のご報告とお礼のお手紙をいただいた。なんと足りたのかしら?という思いがあったが、一番良いとご夫妻が判断なさったこと、郷土史研究家で、学校評議員の川端氏、流石! と感心しておりました。
 さて、
 私達に届いたお手紙には、そのお菓子、28日の全校遠足の際のおやつに配られたのでした。おやつは無い予定だったそうで、子ども達は大喜びでした。と校長先生。
42人の一年生から六年生の児童たちが4〜5列になって列んでいる写真も載っている校報「おおうら」を読むと“おやつ付きの遠足となりました。ありがとうございました”と
書かれている。思わず涙ぐむ。個包装は50個。先生方には渡らない人もあったのでは。わずかなお菓子と、あめ玉2個の内容だったのですが、袋詰めした甲斐がありました。
全校42名。みんななかよしです! 勉強も、運動も、さんさも頑張っています!! と、さんさ踊の写真も載っていました。
復興へ向けてどうか地域全体で進んでください。
 お手紙通心、ありがとうございました。夫金城が言いました。また行きたいね。