安芸の宮島

安芸の宮島

2日かけて宮島を観光。2度あることは3度ある。また来たい、という思いを抱いての神域巡り。
島そのものがご神体の、世界遺産、日本三景。雨に烟るも青葉が美しい。

ご神体 傷つけはならぬと海の上 鳥居を創りし相国の思い
思はず口をついて出る平清盛の像の前。
写真におさめる時にも小雨が降る。
ホテルの窓から桟橋やら、バスの大駐車場を見下ろしていると、大勢の修学旅行生たちの列。
オット!のんびりしてはいられない。
急ぎ、桟橋へ。大混雑は避けられて、10分間の船旅。

雨雲のあつく宮島今朝方も弥山は見せず渡り行く我
島影は観光船の行きかへど 昔を今に かすむ霧雨
墓地のなき神域宮島三度目を望みて二日渡りこしかも
牡蠣殻を船へと積み込むクレーン船 あやつる人の動き見て居り
大鳥居昨日引潮 今朝みれば 潮のみちゐて朱こそ明るき
鹿を
こちら向き松の根方に雨避けて振り向きもせず写真撮られゐ

短歌の方はまた豆冊子で発表しましょう。
会場の作品を掲示します。

安芸の宮島言の葉展での作品
抽象の絵画によする我が思い 読む人あれば心楽しき
安芸の宮島言の葉展での作品