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豆冊子No.44を制作中

手作り豆冊子の44冊目を作りはじめた。歌が81首になったところで作っておかないと、分厚くなりすぎる。
ホチキス作業で難儀することおびただしい。
年末でもあり、1年間の御礼も兼ねてお届けいたしますが、明後日から九州と京都と小田原に行きます。
九州は展覧会を覗きに行きますが、10年ほど前に4ヶ月間もの長い期間を展覧会の開催をしてくださった
福岡県にお礼に行きます。
夫金城が4歳から小学校卒業間近まで暮らしたところでもあり、金城はもはや、福岡県には行かれそうもないので、
私がそのお礼も、博多のお空に、地に、言って来たいと思います。
京都は89歳になろうという師にお会いしてお食事をご一緒したいのです。
小田原はかっぱ村の初代村長中河与一の祥月命日、12月12日「夕顔忌」です。
かっぱ村の有志が12名集まります。しめやかに法事を致します。

先日の国立新美術館の展覧会では、「平和功労賞」をいただいていました。

豆冊子を掲示します。

をんなの時間さまざま44、表紙と裏表紙
をんなの時間さまざま44、表紙と裏表紙
今回は近藤秋夫氏収蔵作品を使いました。
今回は近藤秋夫氏収蔵作品を使いました。

限り月

一年が速い。
今日の午前中に届いた郵便物の中に、『国際平和文化交流名誉作家大賞』と謳った
表彰状があって、ご報告します。
美術評論家代表 Paul Groot とあって、オランダの評論家のおひとり。
そして日本の評論家の方々数名の構成である。

明後日、国立新美術館に「第12回平和芸術家協会展」を覗きに行こうと思っている。
「西行」20号を出展している。 その後、10日から博多座近くの会場に出展しているものを
覗きに博多へ行く予定だ。こちらには「 マイリトルフレンド」20号を担当者さん推薦で出展。
絵葉書にして販売するチャリティーである。
夫金城を明日から施設に預かっていただいての、行動だが、いずれもう腕が痛い!
少し休まないと、悲鳴もの。特に右腕が、首筋が痛い。
7月から11月中旬までの長い間を面倒見て頂いた時には、こんなに早く腕が痛くなるとは思っておらず
コロナで面会ができないことでは、寂しい思いもしたが、今回は10泊11日。
先日ペグという胃ろうの器具が不具合を起こし、介護タクシーを走らせ、救急外来で処置していただいて
今は安定している。心配は尽きないが、施設でお世話を頂いて、東京、博多、京都、小田原での予定を
遂行してこようと思う、今年の限り月、12月、師走、極月です。

12月2日いただいた章状
12月2日いただいた章状
博多での展覧会。
「マイリトルフレンド」を出展
博多での展覧会。
国立新美術館のご案内
「西行」 を出展
国立新美術館のご案内

2015年9月のマレーシア

2015年9月のマレーシアについて。此の年は6月にパリでのアートショッピング・カルーゼル・ドュ・ルーブルで個展形式の展示をし、
9月はイタリアに行った。ローマ法王さまへの献上という事があって、ミラノの食やクールビズを題材にした万博にも出展していて、ツアーに加わった。帰国して成田からマレーシアに飛んだ。葉山の家に帰る時間が無く、あったとしても、夜遅く着いて、朝早く出発しなければならない。そんな状態で、思い出せないが夫は如何していただろうか?もう仕事は注文も無くなってきていた時期。

作品はディレクターさんに2日ほど前に運んで貰い、その頃には飾り付けをしてくれていた。当日、飛行場までお迎えに来てくれ、
無事に会場に到着。ロイヤルファミリーの内覧は終了していた。
パリーで一点買ったという方が、マレーシアのアートフェアー・プラスの会場を取ったという連絡で、まさに会場のど真ん中。
油彩の小品と、オイルパステル画をその大きな広い会場のど真ん中に飾った。
輸送にはとても間に合わないことで、ディレクターさんの持てる範囲の数と大きさ。
実はディレクターさんは展示については素人で、キャプッションの大きさにはビックリ。
A4サイズのキャプッション。どうにか終了日までには私の好きな名刺サイズにだんだん替えていったが、絵画よりも大きなキャプション。
会場にパソコンは無いし、手書きでは汚いし、どうにかフェアーの事務所の方にお願いして小さい物を作って戴いた。
お忙しいところで、なかなか出来ず、言葉も通じないから、ごく短いアートフェアー・プラスで、気に入らないキャプションのまま
時間だけが過ぎていった。
9月10日には、マレーシアの作家代表のような Mr.Peter Liew さんご夫妻とお目に掛かり、日本大好き夫妻のドライブで、クアラルンプール
の街をご自宅とレストランまでご招待いただいた。
Mr.Peter Liewさんは大きな作品を何点か展示してあり、全てお買い上げがある、という凄い方。
日本人の小松孝英氏にお目に掛かったのも同じ10日。今名刺を見つけました。キチンと整理してあったのでしたが、その名刺帖を見つけ出せずの先のブログ。
Fair Director Mr. SIM POJINN & Mountain Man とおっしゃるMr.RICHARD WONG その他の方々との記念写真をブログします。
お名前が判らない方はご免なさい。

Fair Director  Mr. SIM POJINN & Tada yuko
Fair Director Mr. SIM POJINN & Tada yuko
 Mr.Peter Liew & Tada yuko 
Mr.Peter Liew & Tada yuko 
真ん中がMr.RICHARD WONG  右側ディレクターの板垣氏
9月13日・クアラルンプールでのアートフェアー・プラス(首都特別市)
真ん中がMr.RICHARD WONG  右側ディレクターの板垣氏
オイルパステル画小品をくださった方。書と交換する
オイルパステル画小品をくださった方。書と交換する
マレーシアの美大生
マレーシアの美大生
オランダからの画家さん師匠をお連れになって
オランダからの画家さん師匠をお連れになって

雨降りお月さん

家居の続くこの秋、そして冬の初め。コロナが落ち着いてきた気配に包まれ、なんとなく穏やかに暮らせそうな日々の到来。
寒さが早くやって来て、ちょっと心細いことではある。
月を仰ぐことの好きなわたしは、この秋の十五夜、つい先週の後の月、十三夜を戸外に出たり、窓の内から眺めたりした。
口から出る歌があって、音痴ながら、いつか「雨降りお月さん」を歌っている。
特に “一人で唐傘さして行く” のところが、眞子さまのこのご結婚をいたはしく思い、涙が萌す。
畏れ多いことではあるが、唐傘無いときゃ“お馬に揺られて濡れて行く” という歌が、このご結婚と重なってしまう
私の日々なのです。

眞子さまを思えば声に出し歌ふ雨降りお月さん ひとりで行くと

九月二十一日 十五夜・仲秋の名月
九月二十一日 十五夜・仲秋の名月
10月五日の夕焼け・葉山
10月五日の夕焼け・葉山
十月十八日 後の月・栗名月・十三夜
十月十八日 後の月・栗名月・十三夜

友だち・コレクターから

今しがた、コレクターの一人で小学校、中学校の同級生からラインが入った。
日光東照宮に行かれて、日光東照宮の幟旗の写真を送ってきた。
平和祈願幟旗「神事好契機」掲揚で、「境内社殿八棟が国宝に指定されてから70周年」にあたり、これを記念して開催されている。
9月19日〜11月20日までの前期分50基の中に私の絵「差配する角倉了以」がある。

10月7日に行って下さった方からのご報告の写真も掲示します。

同級生でコレクターの一人近藤秋夫氏/近藤愛子夫人撮影
同級生でコレクターの一人近藤秋夫氏/近藤愛子夫人撮影
10月7日に送られて来た写真。髙橋敏昭氏撮影
10月7日に送られて来た写真。髙橋敏昭氏撮影

「受容と信仰」 千葉 茂 著

今日の台風の中を一冊の本が届いた。「受容と信仰」仙台藩士のハリストス正教と自由民権 ーなぜ、ハリストス正教を受容し、全国に伝教
したのかー ハリストス正教と、仙台藩隠れキリシタン殉教、自由民権・五日市憲法  奥羽越戊辰戦争三部作完結
 と、これだけの文字が表紙と帯に記載されていながら綺麗にデザインされている。しかも多田祐子の絵「カルカソンヌの青い月」がおよそ
半分を占めている。美術雑誌に一度だけ表紙を飾らせて戴いたことがあるが、歴史的著書の表紙に使って頂くのははじめてのこと。どんなデザインかとても楽しみに9月末日を待っていた。無事に発刊出来、神無月の朔日、手許に届いた。
著者は元高等学校の校長。歴史書をこれまでに二冊出版。一冊目で、2018年に第21回自費出版文化賞特別賞を受賞されている。
「受容と信仰」は三冊目。参考・引用文献の数が半端なく多い。
これから読ませて戴くが、カバーの中の青い書物。ビッシリと文字が。何日かかるだろうか。
美しい本をありがとうございます。

歴史書:「受容と信仰」 千葉 茂氏著
歴史書:「受容と信仰」 千葉 茂氏著

高原のとうもろこし

台風の中とうもろこしの到来。ごちそうさま。実がびっしり。どっしりと重いとうもろこし。
夫金城がいないので、誠に申し訳ないが、多分全部私の胃袋に。
先ずはご先祖様にお供え。配達のお兄さん、ズブ濡れでした。ありがとうございました。

日光東照宮へ

27日、早起きをして電車を乗り継ぎ初秋の日光東照宮に行ってきました。
日光東照宮境内建造物八棟国宝指定70周年記念 日光東照宮幟旗 神事好契機 という神事が開催されており、幟旗に多田祐子の絵も
掲揚されていて、誉れの幟旗を撮影しにいったのです。絵は2015年の12月に芸術奉納切手に採用された「差配する角倉了以」です。
角倉了以は豊臣秀吉、続いて徳川家康公に御朱印状を赦され、海外貿易を行い、河川の開鑿工事等荷の運送業に骨身を削りました。
大勢の河川開鑿工事に協力した人々の菩提を弔うために、嵐山に千光寺を創建したのです。たまたま、千光寺に参りました折、大きな家康公の墓標でしょうか、部厚く、とても大きな御位牌でしょうか、がありまして、思わず両手をあわせました。その直ぐ後に日光東照宮での
展覧会が開催されることの通知があり、出展したのです。日光東照宮400年式年大祭奉祝「天下泰平祈願日本芸術奉納美術展覧会」でした。
何故「角倉了以」なのかのコメントを添付して出展しました。
今また「角倉了以」の画が取りあげられたという幟です。

御仮殿の前あたりの幟旗
御仮殿の前あたりの幟旗
御仮殿の前あたりの「多田祐子の幟旗」
御仮殿の前あたりの「多田祐子の幟旗」
写真を撮ってくださった河端氏
写真を撮ってくださった河端氏

日蘭芸術家交流展・アムステルダム

 オランダのアムステルダムで開催されたレンブラント・ファン・レイン生誕415年記念 ポール・フロートが選ぶ芸術家100選  日蘭芸術家交流展 の報告書が届いた。賞と共に。コロナ禍の開催で大変な忍耐が課されたことと思う。
アムステルダムにはエジプトの旅をした時代(1994年)に行き帰りの2度訪問をして、ゴッホ美術館や、市立美術館を見たが、今回はツアーが無く、またあったとしても参加は不可能だった。街の中の自転車道にとても感心したことを覚えている。冬のオリンピック・リレハンメル大会があった時で、飛行場から街に電車で移動する時に、若者2人が、ノルデックスキーで日本が金メダルを取ったことを教えてくれた時。私は全くの日本人だったらしく、日本人か?という質問も無く、おめでとう! とまで云ってくれたことを時には思い出す。この二人はノルウエィからの旅行者だった。若い男性ふたり。
出品作品は、2014年10月にパリのユネスコ本部で開催された第22回 国際平和美術展に出したもの。この絵が次のバチカン市国での展覧会への出品につながり、「謁見を許す」さらに、「献上を許す」という仕儀にいたった作品であった。コメントが加味されたという主催者さんからの報告があった。
2015年はパリーのカルーセル・デュ・ルーブルでの個展形式展覧会、イタリア訪問・ローマ法王謁見、マレーシアでのアートフェアー・プラスへの参加、などであった。

夕方夫のお世話を戴いている施設にコピーを持って行った。賞のコピーと飾られている様子の写真をコピーして。
ケアマネージャーさんにお願いして、オランダから届いた賞ということを伝えていただいた。理解出来ないかも知れない。それでも、、、。

賞・オランダの色で
賞・オランダの色で
評論家ポール・フロート氏が我が絵の前で
評論家ポール・フロート氏が我が絵の前で
え・じゃないかシャボン玉飛ばそ  ピンクの絵
え・じゃないかシャボン玉飛ばそ  ピンクの絵

厚切りの飛騨牛ステーキをいただいてきました

「世界大使館最優秀美術家大賞」という賞をくださる美術商さんがあって、対象となる作品を飾ってあるホテルに、
急に出掛けた。裸でハンギングしてあるので、額装のお願いにホテルのオーナーさんに頼みに行って来たのです。
そこの大女将がお祝いのランチをしよう、ということもあったので、この賞をいただくお返事の前に。
別に賞金がある訳ではないが、国立新美術館でのグループ展で、クリエートアート賞を何年か前に頂いている。
人がぶつからないように高目に飾ってあって、額装してもう少し低いところに飾ろうと考えた私に、予算がないので
オーナーにお願いした。高山市まで出掛け、お馴染みの画材・額屋さんにお願いしてきた。 
大女将が言うお祝いのランチは、フレンチレストラン。贅沢なお料理が面白い思考の器で運ばれてくる。
本番のフランス料理店には無い、日本人のセンス。コロナの所為でアルコールは禁止。それだけがちょっぴり残念。

ホテルに帰ってお夕食は、飛騨牛ステーキ。厚めに切られたステーキの上に大根おろしが、おしゃれに載っている。
私は牛肉の時には大根おろしで、いただく。塩胡椒で。
この夕食のメニューの中で多すぎて茶碗蒸しは、もう入らなかった。
往復の高速バスには、行きは6人。帰りは4人であった。
夫金城とは2014年の7月から15回通い、金城が運転出来なくなってからはバスで、これで4度目の奥飛騨温泉郷行き。
私には仕事である。不要不急の反対で、必要有り。
まぁ、お会いしたい人たちに会って、取り止めのない話しと、さよならだけで帰宅した。

ちなみに、ホテルは休館、真っ只中。日帰り温泉もお休み。私は家族あつかい、なのです、念のため。

昨日届いた小品の額で、今日は額装して写真を撮っている。
ガラスの上から撮影した。4号サイズからサムホール・SMで、19点。すでに発表した作品の数々だが、新たに額装した。
どこかで小品展を開催してみたいのだが、コロナの所為で叶わない。
また箱に仕舞います。

道道
泳ぐ目
日は昇るか
リヨン駅
目 eye
芽ぶき
おしゃれな人
少しの風
とりもなおさず
鍋からこぼれるドット
風に飛ぶ太陽
フラミンゴ
ファルーカ記憶Ⅱ
だからといって
子  (ね)
富士とわたし
Toi et Moi. あなたと私
プリンス
君はキミ